上総国一之宮(かずさのくにいちのみや)の格式を保つ玉前神社で子授けのご利益を。

上総国一之宮(かずさのくにいちのみや)の格式を保つ玉前神社で子授けのご利益を。
上総国一之宮(かずさのくにいちのみや)の格式を保つ玉前神社で子授けのご利益を。

玉前神社は、上総国にまつられる古社です。永禄年間の戦火によって、社殿さらに古記録等が焼失したため、創建年代は不明となっています。

しかし他の文献等によると、鎮座して1200年以上は経っているのは間違いないそうです。『延喜式神名帳』では、名神大社に列し、また上総国一宮として崇敬を受けたと言われています。

黒漆塗りの権現造

境内の創りは、社殿は本殿・幣殿・拝殿がつながった黒漆塗りの権現造です。全て貞享4年に造営で、千葉県指定文化財に指定。権現造とは、神社建築様式の一つです。左甚五郎の作と言われている高砂の彫刻が正面にあります。

また、ご神水は24時間いつでも自由に採れる場所に設置しています。ただし、ご神水を入れる容器は持参する必要があるので、注意してください。

国歌『君が代』の「さざれ石」を奉納

千葉の県木(イヌマキ)が、お宮の杜をうっそうと茂り構成。一番の長老の巨木は、樹齢300年以上と言われています。その他にもご神木イスの木(なんじゃもんじゃとも呼ばれる)、ザクロ・イチョウの木、ケヤキ・クスノキ・シイノキ・サクラなど季節を彩ってくれます。

また、国歌『君が代』でおなじみの「さざれ石」も奉納。

子宝・子授けのイチョウ

子宝・子授けのイチョウがあります。雄株・雌株・実生の子供イチョウの順に触れ、子宝を願いお祈りを。縁結びと並び、子授けも玉前神社の御神徳と知られており、子宝に恵まれたという色々な体験談が聞かれます。

また、「上総の裸まつり」「十二社まつり」の二つのお祭りは、浜降り神事の代表として知られています。荘厳な儀礼をひと目見ようと、関東中から大勢の人々が集います。

概要

名称玉前神社
所在地千葉県長生郡一宮町一宮3048
電話番号0475-42-2711
公式サイトhttp://tamasaki.org/kitou/index.htm
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