関東地方を中心に、全国にある香取神社の総本社。そんな香取神宮で子授けの祈願を。

朝廷から崇敬の深い神社

香取神宮は常陸国一宮の鹿島神宮と古くから深い関係で、「鹿島・香取」と称される一対の存在にあります。昔より朝廷から崇敬の深い神社でもあります。

その理由は、神官が軍神として信仰したことにあります。朝廷からの崇敬の深さを示すものの一つとして、「神宮」の呼称があります。
『延喜式』神名帳で、「神宮」と記されているのは大神宮（伊勢神宮内宮）・鹿島神宮・香取神宮の3社のみでした。

国の登録有形文化財

主な社殿は、江戸時代の1700年（元禄13年）、5代将軍徳川綱吉の命により造営されたものです。同時に本殿・拝殿・楼門が整えられました。

現在、祈禱殿として使用されているのは拝殿だったものを、1936年~1940年の間に改築したものになります。この大修築時、幣殿・神饌所も造営。本殿・楼門は国の重要文化財に。旧拝殿（祈禱殿）は千葉県指定文化財に指定、また現拝殿は国の登録有形文化財に登録されています。

予約不要

香取神宮で安産祈願をする際は、予約は不要です。毎日午前8時半~午後16時半までの受付時間内に、社務所で受付をしましょう。

初穂料はお願い事の数で異なり、5,000~7,000円、1万円とあります。基本的に待ち時間は長くないですが、結婚式等と重なった場合は3、40分待つこともあります。

安産祈願の日を決めたら、混雑状況を問い合わせてみてみるのもいいでしょう。

概要