出産したら安産祈願をした神社へお礼参りをしましょう
安産祈願のお礼参りのおすすめのタイミングは?
一般的に、お礼参りは祈願が成就したら速やかに参拝するのがよいとされています。
ただし、少し事情が違うのが安産祈願です。出産後のママや赤ちゃんは、すぐに外出することが難しいことが理由になります。ママや赤ちゃんの体調を最優先して、お宮参りと一緒に済ませるというケースが多いようです。
また、出産した季節によっても違いがあります。真夏や真冬で暑すぎたり寒すぎたりすると、生まれたばかりの赤ちゃんが外出するのは困難になります。赤ちゃんが外出できるような穏やかな日和で、家族の都合に合わせた無理のないタイミングでお礼参りしてください。
安産祈願のお礼参りの持ち物は?
安産祈願のお礼参りに必要な持ち物は、まず安産祈願のときにいただいたお守りやお札です。ママや赤ちゃんをしっかりと守ってくれたお札やお守りなので、感謝の気持ちとともに、神社にお返しします。返納されたお札やお守りは、神社のほうで、後日お焚き上げしてくださいます。
もうひとつは、初穂料です。安産祈願の際に奉納した金額と同程度を目安としますが、できる範囲の気持ちで納めるといった神社もあります。また設定されている神社もあるので、事前に電話で問い合わせてください。
正しいお礼参りの作法
安産祈願のお礼参りの作法は、一般的な参拝の作法と同様です。
鳥居をくぐるときには軽く一礼し、手水舎(ちょうずや)で手や口を清めます。その後本殿に向かいますが、参道の真ん中は神様の通り道なので避け、自分から見て左側を通って行きましょう。
本殿に入ったら、軽く一礼し、お賽銭を入れて鈴を鳴らします。この順番は、逆でもかまわないといわれているようです。それから「二拝二拍手一拝」を行います。2回お辞儀をして、2回柏手を打ち、最後に深く1回お辞儀をしてください。最後に鳥居をくぐるときにも軽く礼をしましょう。